👩 妻のひとこと
今回は、きっかけをつくったのは私です。北欧フェアの情報を見つけて夫に教えたのは、私でした。だから、その後に起きたことに文句が言えるのかどうか、少し迷っています。
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今回は、妻が見つけた
複数の雑貨屋が共催する北欧フェア——ノルディックマーケット——の告知を、私が見つけました。
インテリアや北欧雑貨が好きなお店が集まって、期間限定で開かれるイベントです。ヴィンテージのものも並ぶと書いてありました。これは夫が好きそうだと思い、話したのは私でした。
これまでの番外編は、いつも夫が先に動いていました。「照明を見に行こう」という口実でHIROSHIMAを買い、Yチェアを見に大阪まで出かけ、展覧会には一人で足を運び、東京にも行きました。夫が動いて、私が後からついていくか、家で結果を待つ——そのパターンが続いていました。
今回は、私が先に動きました。
当日、妻は実家へ
イベントの当日、実家の手伝いがあって行けませんでした。夫は一人で出かけることになりました。
実家の手伝いをしていると、夫からLINEが届きました。写真が二枚。木製の棚の上に北欧の雑貨がいくつも並んでいて、その中に、丸い陶器が二体、写っています。
「ブルドッグかネコか、どっちにしようか」
どっちかを買う前提で聞いてくる。これまでも何度もそういうことがあって、そのたびに「なぜいつも買う前提なの?」と思うのですが、今回に限っては、そのイベントを教えたのは私です。文句を言えるのか、言えないのか。
とりあえず、聞きました。
「……言いたくない。イッタラバードとかも色々あるよ」
値段を言いたくない。それだけで、大体わかります。
ヴィンテージのものだから
しばらくして、また連絡が来ました。
「どっちも古いものなんだけど、ネコのほうがリーズナブルだよ」
「古いもの」という言葉が気になりました。ヴィンテージ、ということです。
ここで少し、リサ・ラーソンについて書いておきます。
53,000円のネコが帰ってきた
夕方、夫が帰ってきました。手には小さな袋。
袋から出てきたのは、手のひらより少し小さいくらいの、平たい楕円形のネコでした。茶色い地に、黒いストライプが放射状に入っている。顔はシンプルで、ひげと目だけ。写真で見たときよりも、ずっと存在感がありました。
底を見ると、「Gustavsberg」のシールが貼られていました。グスタフスベリ時代の、ヴィンテージ品です。
値段を聞きました。53,000円でした。
帰宅後、夫がネットで調べた
その夜、夫はスマートフォンでしばらく調べていました。
「……メルカリで買えばよかったかも」
相場より少し高かったようです。落ち込んでいました。
ただ、夫も続けて言っていました。
「リサ・ラーソンのヴィンテージを偽物で作る人はいないと思うんだよね。手間がかかりすぎるし、コスパが悪すぎる。メルカリでも本物が買えたはず。でも、実物を見て選べたのはよかったと思ってる」
それは、そうだと思います。
同じものがメルカリに出ていたかもしれない。もう少し安く買えたかもしれない。でも、あの場で手に取って、釉薬の質感を確かめて、「これだ」と選んだ経験は、ネットでは手に入らない。
買ってから言っても仕方がない、とも思います。
現行品の隣に
我が家にはもともと、リサ・ラーソンの現行品のネコが一体いました。いつ買ったか、正直あまり覚えていません。いつの間にか棚にいて、いつの間にか当たり前の風景になっていた——そういう存在でした。
今回のヴィンテージのネコは、その現行品の隣に置かれました。
並べてみると、面白いものです。同じリサ・ラーソンのネコでありながら、雰囲気がまるで違う。現行品は線がきれいに整っていて、均整がとれている。ヴィンテージは釉薬の色に深みがあって、線に少しゆらぎがある。どちらが良いというのではなく、それぞれ違う時代を生きてきた、という感じがします。
📝 まとめ
- 北欧フェア(ノルディックマーケット)の情報を見つけたのは妻。当日は実家の手伝いで行けず、夫が一人で出かけた
- 夫からLINEで写真が届く。「ブルドッグかネコかどっちにしようか」——いつも買う前提
- 「いくら?」「言いたくない」という会話を経て、53,000円のヴィンテージのネコが帰ってきた
- 帰宅後、夫がネットで相場を調べて少し落ち込む。「メルカリで買えばよかった」と言ったのは夫自身
- ただ、現物を見て選べたことには意味がある。リサ・ラーソンのヴィンテージは偽物のリスクも低い
- 現行品の隣に並んだヴィンテージのネコ。それぞれ違う時代を生きてきた二体が、棚の上にいる
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ヴィンテージは一点もの。現行品はケラミックステュディオンの職人によって今も手作りされています。Amazonで現行品を見てみる場合はこちらからどうぞ。
💬 よくある質問
- Q. リサ・ラーソンのヴィンテージ品はどこで買えますか?
- A. 北欧ヴィンテージを扱うインテリアショップ、フリマイベント、メルカリ・ヤフオクなどのフリマアプリで見つかることがあります。底面のグスタフスベリのシールや刻印が、グスタフスベリ在籍時代(1954〜1980年)の作品の目印になります。
- Q. リサ・ラーソンのヴィンテージと現行品、どちらを選べばいいですか?
- A. 目的によって異なります。現行品は品質が安定していて入手しやすく、ケラミックステュディオンの職人によって手作りされています。ヴィンテージは一点ごとの表情の違いが大きく、当時の釉薬や焼き色の風合いが魅力です。実物を見て選べる機会があれば、手に取って比べてみることをおすすめします。
- Q. リサ・ラーソンの偽物は出回っていますか?
- A. 陶器は複製が非常に難しく、手間とコストが見合わないため、偽物が出回るリスクは低いとされています。ただし、底面のシールや刻印の確認、信頼できる販売店での購入が安心です。
✍️ 筆者より一言
イベントを教えたのが私だったので、夫が何かを買って帰ってきても文句は言えない——そう思いながら帰りを待っていました。53,000円と聞いたときは、さすがに少し驚きました。でも、棚の上の二体を見るたびに、まあいいか、という気持ちになっています。
