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注文住宅を検討し始めると、土地もローンも工務店選びも——決めるべきことが同時に押し寄せてきて、どこから手をつけていいか分からなくなりがちです。
この連載は、40代夫婦と子ども2人の4人家族が実際に家づくりを進めた記録です。この記事では「なぜ注文住宅を選んだのか」と「どこから動き出したのか」、そして続くエピソードで扱う全体像を整理しています。
注文住宅ブログ|家づくりの経緯と全体の流れ
40代4人家族が、土地探しから注文住宅を建てるまでの記録です。賃貸2LDKに10年住んだ私たちが、なぜ注文住宅を選んだのか——このブログでは家づくりの全工程を体験ベースで書いています。
- 賃貸2LDKに4人で10年——「もう限界」と感じたのはどんな瞬間だった?
- なぜ建売やマンションではなく「注文住宅」を選んだのか?3つの理由
- ハウジングセンター→完成見学会→FP面談→住宅ローン事前審査……実際に動いた順番を時系列で公開
登場人物:語り手は妻。何かにハマると底なしに調べる夫(自営業・40代)と、感覚で「いいな」を判断する妻の2人が主人公です。都市部で土地から注文住宅を建てようとしている4人家族の、リアルな記録ブログです。
はじめまして!家づくりをはじめます
ある日の夜、リビングでふと夫のスマホをのぞいたら、画面に映っていたのはルームツアーの動画でした。
次の日も、その次の日も。気がつけば夫のYouTubeは住宅関連の動画で埋め尽くされていて、「この人、こんなに家のこと考えてたんだ」と驚いたのが、我が家の家づくりの始まりです。
はじめまして。わりと大きめの都市に暮らす40代、夫と子ども2人の4人家族です。
結婚してからずっと賃貸暮らしを続けてきましたが、ついに 注文住宅を建てることを決意 しました。
我が家の夫は、昔から何かにハマると底なしに調べてしまう性格です。学生の頃はデニムの色落ちにこだわって、洗い方や干し方まで研究していたと言っていました。
(心の声)そこまでやる?
そういう人なんです。そして今、その熱量がまるごと家づくりに向いています。
ある夜、寝室に行くと、夫がベッドの上でスマホを顔に近づけて何かを見ていました。のぞいてみると、断熱材の比較動画。
のぞいてみると——
……寝る前に見るもの、それ?
グラスウールとセルロースファイバーの違いがさ……
おやすみ。(電気を消す)
このブログでは、土地探しから始まる家づくりのリアルな過程 を記録していきます。「うちも家を建てようか迷っている」「都市部で注文住宅ってどうなの?」と思っている方に、少しでも参考になればうれしいです。
2LDK×4人家族で10年。「もう無理だ」と感じた子ども部屋問題
結婚してから10年以上、2LDKの賃貸で暮らしてきた我が家。最初は夫婦2人で十分すぎる広さでしたが、子どもが生まれ、成長するにつれて 少しずつ「無理」が出てきました。
決定的だったのは、「子ども部屋」の問題です。
これまでは、起きている間はリビングで家族一緒に過ごし、寝るときは家族4人で川の字——。2LDKなりに工夫しながら、なんとかやってきました。
でも、上の子が中学生になり、下の子も小学校高学年に。勉強に集中できるスペースが必要 になり、リビングのテーブルだけではもう限界。
さらに、体も大きくなった子ども達と川の字で寝るのも、正直そろそろ厳しくなってきました。
子ども達それぞれに個室が必要な時期が、確実にやってきたんです。でも、2LDKでは物理的にどうにもなりません。
「広い賃貸に引っ越す?」という選択肢も考えましたが、地元でファミリー向けの3LDK以上の賃貸は意外と選択肢が少なく、あったとしても家賃はかなり上がります。
私がそんなことを漠然と考えている間にも、夫の関心はどんどん深いところへ進んでいました。最初はルームツアーを眺めている程度だったのが、いつの間にか住宅ローンの解説、工務店の比較、断熱性能の違い…。寝る前のスマホがずっと住宅関連で、画面を覗くたびに新しい単語が増えていました。
ある日、慎重派のはずの夫が、ひと言。
もう、家建てるか。
あれだけ調べていたのだから、この人の中ではもう結論が出ていたのかもしれません。
ただ、私自身は「このままずっと賃貸でもいいかな」 という気持ちもありました。子ども部屋の問題はたしかにあるけれど、それ以外で賃貸暮らしに大きな不便を感じていたわけではなかったんです。
何千万円ものローンを組む不安もあるし、今の暮らしを変えることへの漠然とした怖さもある。
でも、子ども達の成長は待ってくれません。「いつかそのうち」と先延ばしにしていたら、一番必要な時期を逃してしまう。
そう考えて、夫の背中についていく形で、家づくりに踏み出すことにしました。
なぜ「注文住宅」を選んだのか
家を持つ選択肢はいろいろあります。建売住宅、中古住宅、マンション…。
その中で注文住宅を選んだ理由は、大きく3つあります。
① 子ども達の成長に合わせた間取りを自分たちで考えたかった
一番の理由は間取りの自由度です。
中学生と小学校高学年の子ども達に、それぞれの個室を用意したい。でも、あと数年もすれば巣立っていく可能性もある。
そう考えると、「子ども部屋2つ」として設計しながら、将来は仕切りを変えて夫婦の暮らしに合わせられる——そんな可変性のある間取りを、自分たちで考えたかった。「今の子育て」と「将来の夫婦2人の暮らし」、その両方を見据えた間取り を最初から設計できるのが、注文住宅ならではの魅力だと感じました。
② 自然素材の家を建てたかった
家づくりのパートナー選びはまだ検討中ですが、今のところ地元工務店を中心に考えています。
これは夫の影響が大きいです。動画と本を行き来して情報を集めるうちに、夫のこだわりはどんどん強くなっていきました。
最初は間取りや価格の話ばかりだったのが、気づけば「無垢の木がいい」「漆喰の壁がいい」と、素材の話をするようになっていたんです。
私は最初「そこまでこだわる?」と思っていました。でも、夫が見せてくれた動画の中の、自然素材で建てられた家の雰囲気は、たしかにとても心地よさそうで。
素材のぬくもりを感じられる家に暮らすって、いいかもしれないな、と私も少しずつ思うようになりました。
地元工務店は自然素材を得意としているところも多く、素材選びから一緒にこだわれる柔軟さ が魅力です。大手ハウスメーカーにも良いところはたくさんあるので、最終的な判断はもう少し先になりそうですが、このあたりの比較検討も今後の記事で触れていきます。
③ 都市部でも、土地+注文住宅が現実的だった
都心部なら土地だけで予算を使い切ってしまうことも珍しくありませんが、エリアによっては 土地と建物のバランスを取りながら計画を立てられる のが大きなメリットです。
建売や中古と迷う方も多いと思います。我が家が注文住宅を選んだ決め手は「間取りと素材を一から決められること」でした。
注文住宅は完成まで1〜2年かかります。賃貸からの住み替えであれば引越しのタイミングを調整しやすい分、焦らず進められるという面もありますが、「早く新居に住みたい」という方には向かないかもしれません。
どの選択肢が合うかは、家族の優先順位次第だと思っています。
お金のこと、正直に記録していきます
夫のYouTube履歴が住宅動画だらけになっていた夜、「この人、本気なんだな」と思いました。家を建てることへの夢は夫の方が大きかったけれど、子ども部屋問題は私にとってもリアルで切実な問題でした。賃貸でできる工夫はもうやりきった——そんな気持ちが後押しになって、「じゃあ、一緒に考えよう」と思えた気がします。
家づくりの記事で一番気になるのは、やっぱりお金のことだと思います。
我が家でも、土地と建物を合わせた総額の目安を決めて動いています。具体的な予算や内訳については、今後の記事で段階的にお伝えしていく予定 です。
家づくりは大きな買い物です。だからこそ、一つひとつの判断を納得して進めたい。
このブログでは、お金にまつわるリアルな情報 も隠さずお伝えしていくつもりです。
📖 まずは資金計画の全体像から
注文住宅のFP相談で聞かれたこと・持参書類・ライフプランの中身
注文住宅のFP相談って何を聞かれる?準備物は?工務店紹介のFPで体験したこと・わかったことを体験談でまとめました。
家づくり、最初の一歩から現在まで
「家を建てたい!」と決めてから、実際にやったことを時系列で紹介します。
📌 ここから先は、 すでに済ませたステップを振り返って一覧化したダイジェスト です。各ステップの詳しい体験談(モデルハウス見学・FP相談・住宅ローン審査など)は、第2話以降のエピソードで順番にお伝えしていきます。
最初の一歩は、地元のハウジングセンターに足を運ぶことでした。
実はこれ、夫がネットで目をつけていた工務店がハウジングセンターにモデルハウスを出していて、「まずはここを見に行こう」と。やっぱりこの人、調べるだけ調べてあるんだな、と感心しました。
お目当ての工務店のモデルハウスを見て回ることで、「自分たちはどんな家に住みたいのか」というイメージが少しずつ形になっていきました。
私がリビングの雰囲気やキッチンの使い心地に惹かれている横で、夫は構造や断熱性能の説明に食いついていました。見ているポイントが全然違うんだな、と思いましたが、こうやって夫婦で違う視点を持っているのは、むしろ良いことなのかもしれません。
この工務店にはその後も足を運び、2棟のモデルハウスを見学しました。
ハウジングセンターで見た工務店の完成見学会に参加しました。
モデルハウスと違って、実際に住む方のために建てられたリアルな家 を見られるのが完成見学会の魅力です。広さの感覚、生活動線、収納の工夫など、モデルハウスではわかりにくかった「暮らしのリアルさ」を体感できました。
ただ、このとき一番心に残ったのは、家そのものよりも「お金」の話でした。担当者に聞いた建築費用が、私たちが漠然と想像していた金額よりもずっと大きかったんです。
完成見学会には2回参加し、それぞれ違うタイプの家を見せてもらいました。帰りの車はしばらく静かでした。
あれだけ調べていた夫が黙っている。「家って、本当に大きな買い物なんだな」と改めて実感した瞬間でした。
でも、この経験があったからこそ、次のステップでお金のことをきちんと整理しようという気持ちになれました。
次に行ったのが、ファイナンシャルプランナー(FP)との面談です。これは工務店の担当者が紹介してくれました。
「予算を決める前に、一度プロと全体のお金を整理しませんか」と勧めていただいたんです。夫はすぐに「それ、やろう」と。
お金のことはしっかり固めておきたいタイプなので、こういう提案には迷いがないんですよね。FP面談は2回にわたって行い、1回目は家計全体の整理、2回目は具体的なシミュレーションでした。
家づくりの予算は「借りられる金額」ではなく、「無理なく返していける金額」で考えることが大事 だと、このとき強く実感しました。
子ども達の教育費、老後の資金、日々の生活費…。住宅ローンだけを見ていると見落としがちなお金のことを、FPに相談することで整理できました。
FP面談で予算の方向性が見えたところで、地元の金融機関で住宅ローンの事前審査を受けました。
事前審査を通過したことで、「自分たちの予算の上限」がはっきり し、ここから具体的な土地探しに入れるようになりました。
「まだ土地も決まっていないのに審査?」と最初は思いましたが、結果的にこれは早めにやっておいてよかったです。予算がはっきりしたことで、土地探しの条件も地に足のついたものになりましたし、いい土地が出たときにすぐ動ける安心感もありました。
事前審査の結果を踏まえて予算が固まり、いよいよ土地探しを始めました。現在はこの段階 です。
工務店から不動産屋を紹介してもらい、条件に合う土地を探しています。
我が家が土地に求めている条件は、主にこの2つ。
- 駅からのアクセスが良いこと:夫の通勤・子ども達の通学を考えると、駅が遠すぎるのは避けたい
- 抜け感があること:せっかく家を建てるなら、窓の外に空が見える開放感がほしい
「駅近」と「抜け感」は両立しにくいことも多く、このあたりの土地選びの悩みは今後の記事で詳しくお伝えします。
このブログでこれから記事にしていくこと
今後の記事では、土地の選び方・工務店選び・間取りの考え方・住宅ローン・総費用の内訳など、家づくりの各ステップを順番にお伝えしていく予定です。同じように悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
このブログでは、都市部で土地から注文住宅を建てる子育て世帯のリアルな記録 を発信していきます。
家づくりは一つとして同じものがありません。でも、「あの家族はこうだったんだ」という体験談は、きっと誰かの判断材料になるはず。
最初は夫についていくだけでした。夫が調べて、夫が感動して、夫が悩んでいる。
私はその横で一緒に見て、うなずいていた。でも「私は何がしたいんだろう」と自分に聞いたとき、答えはひとつでした。
家族4人が、それぞれの場所で、安心して過ごせる家がほしい。素材でも性能でもなく、それだけです。
慎重派の夫と、感覚で動く私。たぶん何度もぶつかるし、迷うと思いますが、正直に・前向きに記録していきます。
このブログの主な記事シリーズ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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- Q. 自営業でも住宅ローンは通る?
- A. 確定申告の所得で審査されるので、準備をきちんとすれば自営業でも組めます。我が家は工務店紹介のFPに相談しながら事前審査まで進みました。FPで実際に聞かれたこと・持参書類・ライフプラン作成の流れはFP相談まとめに体験ベースで書いています。
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- A. 我が家もまだ土地を探している段階で、総額は確定していません。ただ工務店からもらった概算資金計画書を見て、坪単価以外に諸費用がかなり積み上がることを実感しました。「坪単価だけでは見えない費用」の内訳は費用まとめで整理しています。






